12月になり「大掃除をしなきゃ」と思いながらも、仕事が忙しくてなかなか手がつけられない。そんな焦りやプレッシャーを感じている人も多いのではないでしょうか。
年末までに1日時間を取って、主要な場所を重点的に掃除するだけでも十分。ちょっとした達成感が、心も空間も軽くしてくれます。今回は、そんな「1日でなんとかしたい」人向けの掃除術をお伝えします。
忙しいからこそ、やるべき場所を絞ろう
大事なことが一つだけあります。絶対に完璧にしようと思わないこと。完璧を目指すと、かえって何もできなくなり1日で終わらせることはできなくなります。そこで、最小限の時間で効果を感じられる玄関、リビング、水回りの3つに絞りましょう。この3か所を掃除することで、達成感が得られます。
以下の3つのポイントを意識してください。
1・目に見える成果を重視
一部でもキレイになると、「これだけでもやった!」という達成感が得られます。
2・完璧を目指さない
「ここだけキレイにしよう」と限定すれば、気持ちが軽くなり、取り組みやすくなります。
3・掃除が終わった後の自分を想像する
掃除を終えた後のスッキリした気分や、気持ちよく新年を迎える姿を思い浮かべてみましょう。それだけで動き出すきっかけになります。
1日でスッキリ!おすすめ掃除プラン
午前中:玄関とリビング
- 玄関の掃除で第一印象を変える
玄関は「家の顔」とも言われる場所。ここがスッキリするだけで、家全体がキレイになったような感覚になります。靴を全部出して、下駄箱を拭く。靴を全部出してみたときに不要な靴は処分しましょう。いらないものが入っていると思います。 - リビングの見える範囲だけキレイに
リビングは家族が集まる場所なので、ホコリが溜まりやすいテレビ周りやテーブル上を中心に掃除をしましょう。テレビボードの中を全部出してみると、不要なコード類がたくさんあったりします。思い切って処分しましょう。ホコリは静電気シートや掃除機を使ってサッと片付けるだけで、居心地が良くなります。
午後:水回りを集中的に。
- キッチンはシンクと換気扇だけでもOK
キッチン全体を掃除するのは大変ですが、シンク、換気扇もピカピカにすると清潔感が一気にアップします。重曹やクエン酸を使えば簡単に水垢や汚れを落とせます。換気扇はフィルターだけでも掃除しましょう。 - 浴室とトイレも最低限の清潔感を
浴室の鏡や排水溝、トイレの便器周りなど、汚れが気になるポイントだけ掃除すれば十分です。使い古した歯ブラシや市販のクリーナーを活用しましょう。
掃除で得られるのは「心の余裕」
忙しい日々の中で、掃除に時間を割くのは簡単ではありません。しかし、わずかな時間でも実際に手を動かすことで、心の中に余裕が生まれるものです。
- 「とりあえずここだけキレイになった!」という達成感が、ストレスを軽減します。
- 掃除が終わった空間で過ごすことで、心もリセットされます。
また、「年末に掃除した」という事実そのものが、気持ちを前向きにさせてくれます。完璧ではなくても、掃除をしたこと自体に意味があるのです。
まとめ
大掃除は、忙しい年末に向けてのプレッシャーになることもありますが、「1日だけ、ここだけ」と決めて取り組むだけで大きな効果を得られます。まずは手を付けてみることが大切です。
少しでも手を動かして、掃除をすることで目に見えてキレイになると思います。今回は1日で終わる大掃除のコツでしたが、年末までの間に毎日15分、いつもと違う場所をコツコツ掃除していくと言った方法もあります。
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